敷地は小淵沢インターから車で15分程走った林の中にある。
施主は大学の教師で週末を自然の中で過ごしたいとの思いで9年前に家を建てた。
学生や友人の宿泊者も多いことから敷地を更に増やし、ミニキッチンやトイレを持つロッジ的な家を建設された。
周囲の樹木により日差しが和らぐ立地であるため、空や樹木、星などを見上げ、自然を満喫できるようにと、リビングとスクリーンポーチの屋根をガラスとした。

スクリーンポーチは網戸で囲まれ夏の冷風を楽しむ場となっている。
リビングとの間にはガラスの間仕切りを設けることにより、冬場の外気が室内に入らないようにした。
リビングの両側は対称形に2階建てとしバンクベットを設けるなど立体的に使うことにより、多人数が宿泊できるように工夫した。

建物概要

所在地:長野県諏訪郡
施工:(有)角大工務店
敷地面積:2157.00㎡
実質床面積:54.00㎡
構造・規模:木造2階建
竣工:2006年6月

掲載雑誌

離れをチャペルとして独立させたアネックス付きウィークエンドハウス
スタイルハウス/2002.11

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竹のチャペル