自然豊かな森の中にあり、アメリカ人教師の週末住居の増築建物として建てられました。施主から渡された豆腐を突き刺すための「竹クシ」をテーマにデザインしたものであす。既存の週末住居は、施主の無意識にある記憶や創造性を活かすため、施主にコラー ジュ(切り貼り)つくって頂き、これをデザインの手がかりとて建設されたが、今回も同様、コラージュを施主に求めたが、逆に施主から「竹クシ」という課題 を与えられた形となりました。

 

1、「竹クシ」の持つ、形状の美しさ、日本らしさを活かしたチャペルとすること
2、デザイン及び機能の面で、既存から独立し、かつ関係性を持たせること
3、世界でただ一つのチャペルにするため、手作りの良さを活かすこと

建物概要

所在地:長野県諏訪郡富士見町
設計者:(有)連健夫建築研究室
施工者:(有)角大工務店
工事期間:2000年2月~7月
主体構造:木造2階建
建築面積:59㎡
延床面積:38㎡
敷地面積:1113㎡

掲載雑誌

離れをチャペルとして独立させたアネックス付きウィークエンドハウス
スタイルハウス/2002.11

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