Archive List for 海外ワークショップ

「ヴァナキュラーからの変換」をテーマにして、海外にて継続的にワークショップを続けています。そもそものきっかけは1997年に北京で行われた「コンテンポラリーヴァナキュラー国際建築会議」に参加したことです。今後の建築を考える上で、土着の文化・地域性などヴァナキュラーに関わるものを活かしていくことの重要性をこの会議を経て強く感じました。この中心人物であるシンガポールの建築家、ウィリアム・リムに勧められ、マレーシア・シンガポールにてワークショップを行い、参加者のみならず現地の協力建築家の反応に確かな手応えを感じました。そして、このテーマを深める上で、様々な国でワークショップを実施し、文化の異差を体験することが大切と考えた訳です。

 プログラムは①ヴァナキュラー調査から各自のコンセプトを見出し、②コンセプトに合った敷地を近代都市で探してデザインをする、というものです。ヴァナキュラー(地域性・土着性)からのコンセプトを明確にした上で、近代建築という環境の中で、デザインをすり合わせるのがポイントです。各国のヴァナキュラー性と参加者の個性がブレンドされ、それぞれ特徴的なワークショップとなりました。

活動一覧

2011  香港・マカオ

2008  フィリピン
2005  トルコ
2002  インド
2000  ブラジル
1999  韓国
1998  マレーシア・シンガポール

フィリピン建築都市ワークショップ2008

海外ワークショップ

展示会はこちら フィリピンをサイトに選んだ理由は、当方が英国から帰国後の最初のクライアントであるプレゲンス氏が小さい頃、フィリピンに住んでおられたことがあり、氏との話の中で、フィリピンでワークショップをやろう、ということ […]

トルコ建築都市ワークショップ2005

海外ワークショップ

  トルコをサイトに選んだ理由は、UIAの大会がイスタンブールにて行われたことです。UIAでの発表会では、芦原太郎氏と中村享一氏、トルコの建築家キリック氏、トルコ人エコノミストのディイグ氏の講評を得ることができ […]

インド建築都市ワークショップ2002

海外ワークショップ

  インドをサイトに選んだ理由は、ムンバイにAAアジアの友人建築家、カラン・グローバーがいたことです。氏はムンバイでの建築フォーラム、交流会、講評会のプログラムをサポートしてくれました。デリーではインドを代表す […]

韓国建築都市ワークショップ1999

海外ワークショップ

  きっかけは、アーキブレインというJIA建築セミナーの母体とした建築家グループで、当方が講師として2度のワークショップをしたことです。この中で、海外でワークショップをやろうということになり、短期で有効なワーク […]

To the top