すばらしい環境条件を活かすと共に、施主のコラージュから感じ取れた「見通し」「デッキで の憩い」「緑の2つの正方形」「木質系の空間」「和風のエレメント」などのキーワードから、家族が安らぎ元気が出る家を設計したいと考えた。

具体的には、 アプローチからデッキの上にかかる大梁を通して、見通すことができる空間構成、緑の2つの正方形を立面のデザインに反映しつつ、大窓を用いて山並みが一望 できる内部空間、大きな吹抜けを持つリビングダイニングと自由に間仕切れる続き間を設けた。施主と大工と設計のコラボレーションにより、目地を活かした三 層唐松材の床と天井への利用、木の生命を感じさせる力強い大黒柱などが実現し、構成的なデザインと手作感覚が良いコントラストを生み出した。

 

所在地:東京都青梅市
設計者:(有)連健夫建築研究室
施工者:三ケ宮建築(棟梁:小山利一)
竣工:2002年10月
構造:木造2階建
敷地面積:290㎡
建築面積:68㎡
延床面積:85㎡