香港・マカオ建築都市ワークショップ2011

南社村、マカオ、香港をサイトに選んだ理由は、中国において、異なる文化や歴史を比較的近い距離でまわりり体感することができるという立地であること、AAアジアのネットワークを通じて、現地講師の協力が得られたことです。期間は２０１１年３月２４日～３０日、７日間の日程、香港経由で中国、広東省東莞市に入り一泊、次の日、明・清代の民家が残っている南社村でヴァナキュラーを調査、そしてマカオに入り２泊、そこでコンセプトを発表する。そして、香港に移動して３泊、コンセプトに合った敷地を見つけて何らかのデザインをするというプログラムです。随行講師は東北大学教授の石田壽一教授、建築家の加茂紀和子氏で、現地講師は、マカオではルイ・レアロ教授、ヌノ・ソアレル氏、香港では、香港大学のクーン・ウィー氏、ツアン・トーマス氏、AA出身の建築家トニー・レン氏に協力して頂きました。参加者は、１２大学と大学院から、２１名という大所帯のメンバーとなり、その視点も多様で、良い意味で刺激しあうと共に、プロジェクトで苦悩する中で、強い仲間意識が生まれたことは嬉しい発見でした。