施主のコラージュで特徴的なのは、〇や□といった幾何学的な構成とバリアフリーへの想いです。

建物全体はキューブの組合せで構成すると共に、リビングを中心にした空間構成としました。

施主の秋山先生はバリアフリーの専門家であり、「訓練という意味のバリアフリー」について話し合いました。人間には残存機能を維持する能力があり、それを活かすべく自然に無理なく訓練ができる家を作ろうというのがコンセプトです。

2階に寝室と書斎コーナーを配置し、階段の途中に中二階を設け、そこを魅力的な場にするというアイデアです。階段を上り下りする行為が苦にならないよう中二階にベランダをセットしました。2階へ行く途中でちょっと休憩、ちょっとベランダに出てのんびりする、というイメージです。上がり下がりが足の訓練になりますが、年をとって、いよいよ2階に行くことが困難になった場合は、1階の奥様のピアノ室を寝室として使えば1階だけで生活をすることが可能です所在地:東京都目黒区

施工:㈱司建築計画
延床面積:102.87㎡
竣工:2014/12