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ブラジルをサイトにした第一の理由は、ドコモモ(近代建築保存の国際的団体)の国際会議が、ブラジリアで開かれる予定になっていたからです。今回の随行講師、渡邊健司氏は、そこでの発表者であり、参加者の勉強にもなると考えたからです。もう一人の随行講師はAAスクール時代からの友人建築家、田村元氏、ワークショップの経験は豊富、参加者の創造性を引き出してくれました。期間は2000年9月13日~23日の11日間、訪問都市は、サンパウロ、マセイオ、ブラジリアです。サンパウロではサンパウロ大学のブルーノ・ロベルト・パドバノ教授、マセイオではアラゴアス州立大学のマリア・アンジェリカ教授、ブラジリアでは、元ブラジリア大学の教授のリカルド・ファレット氏がサポートしてくれました。同時期、建築環境教育の国際会議に参加していた南條氏は、同フライトであったことから、トランジットの間にレクチャーいただくことができましした。学部学生、大学院生、社会人の参加者16名、互いに刺激し合い、支え合う中で、バリエーションのある作品が生まれました。